なにかをする上で最も大切なことに気付いてしまった
毎週火曜日にサッカー、金曜日にフットサルをしているのですが、最近どうもテンションが上がりません。
なぜかという理由ははっきりと分かっています。
目標がないからです。
僕がやっている社会人サッカー、フットサルはリーグ登録等もしていませんし、たまにどこかと練習試合をするくらいで、それ以外はいつも同じメンバーで紅白戦をしているくらいです。
最初の頃はサッカーをしているだけで十分楽しくて、紅白戦でも毎回絶対勝ちたくて、勝てば喜び負ければ悔しみ楽しんでいたのですが、年齢ももう三十路を迎え体力も今後衰えていく一方で、最近は紅白戦をプレーするだけでは楽しいと感じることがなくなってきました。
という、プライベートでの不満や愚痴を書きたい訳ではなくて、今日もサッカーに行ってきて走り回りながら悟りを開きました。
会社も一緒やなこれ。
最初の頃は、それこそ起業しただけでもテンションが上がって、社員が増え、仲間が増え、皆でプログラミングやデザイン、企画をするだけで楽しめる部分もあり、走り回っているだけでやりがいを感じていましたが、最近はどうも違う。
なんでだろうと考えていて、自分は四国で一番と自負するほどの飽き性なので、会社に飽きてしまったのか、また、この業界に飽きてしまったのかと悩んだこともありましたが、一番の問題は全然違うところにあることを、またサッカーを通して気付きました。
明確な目標がないからです。
今、サッカーをやっていて、紅白戦のみの繰り返しを毎週行い、例えば県の大会で優勝したいとか、あそこのチームだけには負けたくない等の目標がないのでこのような状況になっているのと同じように、会社も毎日与えられた仕事ややらなければいけないことのみを、同じように同じように繰り返しているだけで、上に書いたような目標がない。
- 徳島で一番の企業になるぞ
- 日本で一番の企業になるぞ
- 世界で一番の企業になるぞ
- 年商◯◯◯円いくぞ
- 年収◯◯◯円取るぞ
- あの車を買うぞ
- あの時計を買うぞ
- あんなサービスを創るぞ
- こんなアプリを創るぞ
- あいつに勝つぞ
- あの企業をやっつけるぞ
こういう明確な目標がない。
あっても、それを共有できてない。
サッカーをやって、「まぁ勝ち負けも大事だけど、身体を動かすことも大事だよね」と言っているのと同じ感覚で、「まぁご飯食べれるからいいんだけどね」みたいな状況。
これではテンションが上がるはずもなく、小学生から続けている大好きなサッカーでさえ今のような状況になるので、このままでは非常にまずいということ。
こういう、明確な目標がないと、なんの為にこの会社にいるのかが分からなくなってくる。
今、サッカーをやっていて、もっと上手くなりたいとあまり思っていない。
満足している訳ではなく、勝ちたいと思ってないからですね。
勝ちたい相手がいないからです。
そういう相手がいない、目標がないとなると、働いていても技術を上げたい、もっとこうなりたい、もっとああなりたいという気持ちも当然なくなってくる。
このままサッカーを続けてもサッカーが楽しくなくなってくるのと同じように、この会社で働くことが楽しくなくなってくる。
ということで、明確な目標を決めます。
個人の目標、会社の目標、みんなの目標。
一日の目標、一週間の目標、一ヶ月の目標、一年の目標。
間隔は自分の好きなように設定するとして、とにかく目標は絶対にいることに気付いた。
いまさら。
変換機能の違い
難しいことを簡単に相手に分かり易く話す人と、簡単なことを難しく難しく話す人の二種類がいることに気付いた。
そして、後者は本物の馬鹿だと知った。
なぜそんなに難しく話すのか。
Think different.
クレイジーと言われることがある。
反逆者、厄介者と呼ばれることもある。
四角い穴に丸い杭を打ちこむように、
物事をまるで違う目で見るようにしている。
僕らは規則を嫌う。僕らは現状を肯定しない。
僕らの言葉に心をうたれる人がいる。
反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。
しかし、僕らを無視することは誰もできない。
なぜなら僕らは物事を変えるからだ。
僕らは人間を前進させる。
僕らはクレイジーと言われるが、自分たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから
あなたにとって「結果」とは?
会社を経営していく上で「結果を出す」とはどういうことか。
僕はいつも何かを考えるとき、自分の得意なことであったり、経験が豊富なことに置き換えて考えます。
これは、誰かに説明するときもそうです。
例えばプログラミングの技術のことを未経験者に教えるときは、専門用語を並べても理解できるはずがないのでなにか他のものに置き換えて説明します。
ということで、いつも通り自分のことはサッカーに置き換えて僕は物思いに考える。
結果を出す、とはどういうことか。
サッカーで言えば、「ゴール」のことだろうと思った。
いくら素晴らしいプレーをしようが、観客を沸かせようが、自分たちのサッカーをしようが、ゴールが決まらなければ意味がない。
勝たなければ意味がないと。
それが結果であると。
これを企業に置き換えたときに、これは売上だなと思った。
会社ってことね。
フリーランスだったり、法人化してないチームみたいな形は今回は除外しています。
株式会社としての結果、ゴール。
それは確実に売上。
ここがなければ、会社は運営していけない。
いくら素晴らしいサービスをリリースしようが、ユーザーを沸かせようが、自分たちの創りたいものを創ろうが、売上が立たなければ意味がない。
ゴールを決めた上で、素晴らしいプレーをし、観客を沸かせ、また自分たちのサッカーをし勝つことが求められる。
いや、別に素晴らしいプレーがなくとも、観客を沸かすこともなく、自分たちのサッカーとやらができなくとも、勝つことを求められる。
自分たちのサッカーをして負けることと、自分たちのサッカーではないが勝つこと。
どちらがいいのだろうか。
勝つことだろうと思った。
前にYoutubeで見たことがあります。
最近プロ格闘家になった選手に「あなたにとってプロとは何ですか?」と聞いたときに「勝つことです。」と一言で答えていました。
企業にとってゴールを決めるということは、売上を立てること。
これは揺るぎない事実だということを知った。←遅い
その上で素晴らしいサービスを創り、少しでも世の中を良く、楽しくしていかなければいけない。
というかここが成り立たないとそれすらできないんです。
だから、これからは売上を重視して、貪欲にお金のことを考え、お金を求め、とにかくお金を稼ぎます。
お金になるかどうかを一番に考え、お金になることを一番にやります。
と言うと、なんか違う気がしてくる。
そうじゃない、そんなことがしたいんじゃないんだと。←甘い
なので、言い方を変える。
ゴールを狙う。
確実にゴールを狙っていく。
その中で、素晴らしいプレーもする(サービスも創る)、観客も沸かせる(ユーザーやお客さま)。
泥臭くとも、足に当たっただけでも、なんでもいい。
とにかく、ゴールを狙う。
もちろん、美しいゴールも狙う。
セレ女のようにニシ女という女性ファンが黄色い歓声を上げるようなゴールも狙う。
そして海外に移籍をし、セリエAどころかレアルマドリードで10番を背負う。
(世界で最も活用されるようなサービスを創る)
当然のように日本代表に選出され、そこでも10番を背負う。
そして、日の丸を背負ってW杯に出場する。
(日本発のサービスで世界と闘う)
そのために、ゴールに貪欲になる。
点を入れなければ勝てない。
いくらゴールキーパーがスーパーマンでも、点を入れなければ勝てない。
いいパス出して安心しててもダメ、すぐに足元すくわれる。
プロとして、ゴールが求めらるのと同じで経営者として結果(売上)が求められる。
これは当然。逃げれる話じゃない。
プロとして、結果を求められることが当然となり、ゴールを決めなければ次にいけない。
それがプロとしての責任であり、経営者としての責任であり、求めらることである。
ということで、貪欲にゴールを狙っていきます。
うん、この言い方は無駄にかっこいい。
気に入った。
正直、長者番付に載りたいと思ったことはない。
でも、得点王は取りたい。
うん、やっぱり気に入った。
ゴール狙うぞ。(嗚呼かっこいい。まるでプロサッカー選手になった気分)
経営者とは
前になにかの記事かTVか本か、それすらも忘れたがこういう言葉の記憶がある。
経営者の仕事というのは、実務作業ができるとか、人的マネジメントがどうとか、そういうことではなく会社のお金が底を尽きた、でも明日までに3,000万用意しなければいけない、みたいな地獄を目の当たりにし、それをどうにか乗り越え、従業員の生活、またその家族の生活を守ることだ。
他にも、まだ二度しかお会いして話させていただいたことしかないが、尊敬する東京のある上場企業の役員の方にもこんなことを言われたことがある。
経営者なんて、苦労したいヤツがやる仕事。泥水すすりたい、ドMがやる仕事なんだよ。明日までにって言われたら、いくら用意できるの?
建設業や、バリバリの営業系の会社ではなく、同じようにアプリを開発している会社の方が言う言葉には思えなかった。
どちらかと言えば、「おもしろいもん創ろうぜ」「世界を驚かせようぜ」みたいなことを言っていただいたほうがイメージにピッタリだった。
そして西麻布のオシャレなお店でこんなことを言われてもあまり実感が沸かなかった。